半径2メートル雑感2題

ここ最近の出来事で感じた半径2メートルでの出来事の雑感を書いてみようと思います。

ADMCの字幕付け
今回のADMC2020は、初めてのZoomウェビナーでの開催です。
現在、企画担当理事を中心に鋭意準備をしています。
今回は外国人スピーカーは招聘せず、スピーカーからビデオを事前にいただき。理事で分担して日本語字幕を付けて流す形にしましたので、英語の苦手な方も視聴しやすい形になっていると思います。
とは言え、私は英語がサッパリなので英語堪能な林会長の補助として、会長が翻訳した内容の校正のお手伝いを行いました。担当は欧州・イタリア代表のNinoさんの分担でした。
内容は是非ご参加いただいて視聴いただきたいのですが、欧州では国を超えての活動や交流、研究成果の共有などが活発なようで、アジアとは随分様相が違うなぁと感じた次第。
言語の壁はありますが、今後はAsian Data Management Conference の名に恥じないカンファレンスにしていきたいものです。
近隣の中国、韓国をはじめとして、東南アジアの各国とも連携強化していきたいですね。(その前に英語をなんとかしないとですが…)

ITモダナイゼーションとデータ
縁があって、最近ITモダナイゼーションの仕事をしています。
メインフレームからのOPEN化が主な業務ですが、なかなかに難しく、過去に作りこまれた謎解きに追われています。
そういった中、データの移行や更改などは二の次になっていて、プログラム資産の移行が主題になることが多いなと改めて感じています。
もちろん、言語変換やリビルドはテストも含めて工数もかかりますので、どうしてもそちらがメインテーマになってしまい、データ整備が劣後してしまうのは致し方ないのかもしれません。
しかし、データを見ると様々な過去の残滓が残っていて非効率なことも多々あるので、この際一気にきれいにしてしまおう!とすると追加の費用がかかり、かつプログラムへのインパクトが少なくないということで、データは現在のまま、そーっと新環境にもっていこう、という結論になってしまい勝ちなようです。
システム更改の時期になってしまってから何とかしようとしても、現状ではそれをなんとかするソリューションは無いように思います。
なので、いざシステム更改の時に一番大事な資産であるデータが置いてきぼりにならないように、日頃から少しずつデータマネジメントを進めておく必要があるなぁと今更ながらに感じています。